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仲町の家 パイロットプログラム
イヘリム 紙の作品展
「夜は短し歩けよ乙女」
会期:2022. 7. 16(土) - 8. 8(月)
土日月祝のみ公開
10時〜17時
※ 7月16日(土)・8月6日(土)は
特別ライトアップ実施のため
10時〜20時までの公開となります。
会場:仲町の家 @nakacho_no_ie
〒120-0036 東京都足立区千住仲町29-1
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この度、発表する作品は展示のタイトルにもなっている、森見登美彦の小説「夜は短し歩けよ乙女」が出発点となりました。
小説は「黒髪の乙女」というサークルの後輩を恋するさえない男子学生「先輩」との恋物語を2人の視点から交互に描いていますが、一夜という、非常に短い時間の間に起きるエピソードを読んでいくと、その中で起こる全ての出会いや出来事がどこかでは必ずつながっていることを作者が表現していることがわかります。
出会いというのは「今」というタイミングが互いに擦れ合う、いわば奇跡的行為だと私は思います。それは人同士でだけではなく、場所との関係でもありうることではないでしょうか。
今回発表する作品はモビール作品や照明作品など、その場所で生じる「今」という瞬間の感覚を極大化させる装置であります。また、紙で作られた作品の表情は変わり続けるため、今見ている姿は二度と見ることができないかもしれません。だから足が置かれている地面の触感や風に揺れる紙の動きを見ている自分だけの、「今」という瞬間を感じてみていただきたいです。ぜひ今でしか出会えない作品の特徴、動き、色味、空気、音を楽しんでください。
「こうして出会ったのも、何かのご縁」
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